（男）
ねえねえ、そこのお姉さん！
ちょといいー？

……私、でしょうか？

そうそう。お茶しない？

あら、お茶！いいですわね。
貴方もお茶が好きですの？

あー、まぁまぁ？
なに、お姉さんお茶好きなの？
じゃあ飲みながらお話ししようよ！

それはいいのですけど、何のお話を…？

ちょっとお仕事の話とか……興味ない？
キミみたいなナイスバディなお姉さんなら
すっごくぴったりなお仕事があってさー！

あら、お仕事のお話！
それは、朗報ですわ。
私、いまお仕事を探していたのです。

マジー？
じゃあ、ちょうどいいじゃん。
そこらへんでお茶でも飲みながら、話そっか。

（選択肢）
ちょっと待った

男性にはお引取りいただいた……

あの方は、悪い人だったのですね。
お茶好きの方に、悪い人はいないとばかり……。
大変お世話になりました。それで……貴方は……？

（選択肢）
名刺を差し出す

アイドル事務所のプロデューサーさんでしたのね。
ありがとうございました。
私が世間知らずで、ご迷惑をおかけしてしまって。

（選択肢）
お仕事を探していたとか？

ええ。
みなさん、大学を出たら労働をするのでしょう？
私も一度、働くという経験をしたいと思っていまして。

でも、先ほどのように、自分で善し悪しも判断できない私では、
難しいのかもしれませんね。
初めから、無理なことだったのかも……。

（選択肢）
でも、挑戦したかったのでは？

そうですね……。

（選択肢）
では、アイドルになるのはどう？

アイドルってどんなお仕事なんでしょうか……？
……あっ、怪しいお仕事ではありませんか？
先ほどの件がありますから、私でも心配ですの。

（選択肢）
ファンをもてなすお仕事ですよ

おもてなし……それなら得意ですわ！
普段はお茶会で、自分の淹れた紅茶を
お客様に召し上がっていただいたりするんです。

……でも、私にもできるのでしょうか？
こんな、無知な私が、アイドルなんて……？

（選択肢）
教えてさしあげます

あら、本当ですの？
教えてくださる方がいれば、安心ですわね。
では、お茶を飲みながら、お話をじっくり聞かせてください。