相原雪乃wiki - 素敵なツアーガイドさん
旅館
これでよし、っと。
旅館に荷物置いて、さあ出かけるぞ!ってなると、
もうその瞬間からワクワクしちゃうよね♪
お仕事までかなり時間に余裕がありますから、
いろんな場所を見て回れそうですわね。
ひとまずフロントにカギを預けにいきましょ。
どこに行くかは、外に出てから決めればいいし。
フロントにネコちゃんとワンちゃんがいたよね?
まだいるといいな〜♪
(看板犬)
わんっ!
わっ、ワンちゃん元気だね〜。
えへへ、人懐っこ〜い♪
あら、なにかくわえてるわね。
これってリードかしら?
(旅館の女将)
この子、お客さんと散歩しながら、
観光スポットを案内するのが好きなんですよ。
よければ一緒に、お散歩してみませんか?
素敵なツアーガイドさんですのね。
どんな場所に案内してくれるのか、とても興味がありますわ。
ふふっ、それじゃあ案内してもらいましょうか。
女将さん、この子少し借りていきますね。
(旅館の女将)
はい。カギはお預かりしますので、
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
商店街にて
ここは……商店街ですわね。
現地の子だからこそ知ってる、ローカルスポットだね。
私たちだけだったら通らなかったかも。
(看板犬)
わうっ!
(商店街の店主)
おっ、旅館の新しいお客さんか。
どうも、こんにちは。
この子との散歩はどうです?
素敵なガイドをしてもらってます。
この子って、いつもここを通ってるんですか?
(商店街の店主)
うちに来れば、おやつがもらえるってわかってるんですよ。
賢い子ですよね。
あ、そうだ。よかったらこの子のおやつ、あげてみますか?
いいんですか?
やったー、あげてみたいです!
このスティックをあげればいいんですよね?
(看板犬)
わふっ、わふっ!
わあ……うふふっ、とても美味しそうにしていますわ。
見ていると、心が温かくなってしまいます♪
旅館のお客と散歩に来るたびに、
こうしておやつをもらってるわけね。
なかなかちゃっかりした子じゃないの。
(商店街の店主)
旅館の看板犬は伊達じゃないってことですね。
まだ歩くと思いますけど、よければ帰り際にでも
また寄ってくださいよ。サービスしますから。
ふふっ、店主さんも商売上手ですね。
帰りに、また見に来ます。
(看板犬)
わんっ!
あ、ごちそうさま?
じゃあ次の場所に行ってみようか。
おやつ、どうもありがとうございましたー!
(神社→バラ園→ショッピングモールに場面転換)
(看板犬)
わんっ!
この公園が終点でしょうか?
素敵な場所ですわね。
わあ……!
見て見て、すごい眺めだよ!
ホント。
町を一望できる絶好の穴場ね。
えーっと、あのあたりがショッピングモールかしら?
でしたら、道筋をたどれば……
ああ、バラ園と神社も見つかりましたわ♪
最初に行った商店街と、旅館もあったよ!
いつの間にか結構歩いてたんだねー。
全然気づかなかったな。
(看板犬)
わふっ
あはっ。誇らしそうにしちゃって。
アナタ、大好きなこの町を、
そんなにワタシたちに見てもらいたかったのね。
素敵なツアーガイド、ありがとう♪
すっごく楽しかったよー!
帰ったとき、ばあやに聞かせたいお土産話ができましたわ。
素敵なガイドさんに案内してもらったお話をするのが、
今から楽しみになってきました♪
私も手紙にこのこと書いちゃおうっと!
みんなきっとびっくりするよね♪
(看板犬)
わんっ!
あら?ボール?
誰かが忘れていったものかしら。
ガイドのお礼はボール遊びで、ってこと?
まあ……うふふっ。
それなら、旅館に戻る前に、
たっぷりお礼をして差し上げませんと♪
よーし、いっぱい遊んじゃおう♪
それじゃあ……いっくよー!
(看板犬)
わんっ♪